陸上自衛隊による米軍基地における警護等訓練の実施について
南関東防衛局及び陸上自衛隊から、次のとおり警護訓練等の実施について情 報提供がありましたので、お知らせします。
1 主 旨
自衛隊法第81条の2( 裏面参照) の規定に基づく警護出動が下令された際 に、在日米軍施設及び区域( 以下「米軍基地」という。) において効果的な警 護が実施できるよう、米軍基地を使用して、警護に係る訓練等を実施し、平 素からの即応態勢を整えるもの
2 位置付け
米軍施設及び区域における米軍との共同訓練を含む陸上自衛隊の訓練
3 概 要
・ 日 程 平成29年8月21日( 月) から25日( 金) まで
・ 場 所 キャンプ座間及び相模総合補給廠
・ 人員等 陸上自衛隊第4施設群 約100名が参加
・ 平成16年度からおおむね1年に1回程度実施( 前回は、平成28年9月 12日( 月) から16日( 金) までキャンプ座間及び相模総合補給廠で実施)
4 実施内容
(1)警護訓練 ( 米軍基地内の巡察・車両検索及び不測事態対処等)
(2)各種事態対処訓練 (大規模地震発生時等の大量負傷者発生対処等)
5 その他
・ 使用する装備は、個人が装備する火器及び各種車両( 小型車・トラック約 20両)
・ 実弾、空包及び火工品は使用しない。
※ 市では、今回の訓練を実施するに当たり、基地周辺の住民の方々に影響や 不安を与えることがないよう、南関東防衛局及び陸上自衛隊に対し、十分な 配慮を求めました。
平 成 29年 8月 8日 相 模 原 市 発 表 資 料
問合せ先 渉外課 042- 769- 8207
<参考>
自衛隊法 (抜粋)
( 自 衛 隊 の 施 設 等 の 警 護 出 動 )
第 八 十 一 条 の 二 内 閣 総 理 大 臣 は 、 本 邦 内 に あ る 次 に 掲 げ る 施 設 又 は 施 設 及 び 区 域 に お い て 、 政 治 上 そ の 他 の 主 義 主 張 に 基 づ き 、 国 家 若 し く は 他 人 に こ れ を 強 要 し 、 又 は 社 会 に 不 安 若 し く は 恐 怖 を 与 え る 目 的 で 多 数 の 人 を 殺 傷 し 、 又 は 重 要 な 施 設 そ の 他 の 物 を 破 壊 す る 行 為 が 行 わ れ る お そ れ が あ り 、 か つ 、 そ の 被 害 を 防 止 す る た め 特 別 の 必 要 が あ る と 認 め る 場 合 に は 、 当 該 施 設 又 は 施 設 及 び 区 域 の 警 護 の た め 部 隊 等 の 出 動 を 命 ず る こ と が で き る 。
一 自 衛 隊 の 施 設
二 日 本 国 と ア メ リ カ 合 衆 国 と の 間 の 相 互 協 力 及 び 安 全 保 障 条 約 第 六 条 に 基 づ く 施 設 及 び 区 域 並 び に 日 本 国 に お け る 合 衆 国 軍 隊 の 地 位 に 関 す る 協 定 第 二 条 第 一 項 の 施 設 及 び 区 域 ( 同 協 定 第 二 十 五 条 の 合 同 委 員 会 に お い て 自 衛 隊 の 部 隊 等 が 警 護 を 行 う こ と と さ れ た も の に 限 る 。)
2 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 部 隊 等 の 出 動 を 命 ず る 場 合 に は 、 あ ら か じ め 、 関 係 都 道 府 県 知 事 の 意 見 を 聴 く と と も に 、 防 衛 大 臣 と 国 家 公 安 委 員 会 と の 間 で 協 議 を さ せ た 上 で 、 警 護 を 行 う べ き 施 設 又 は 施 設 及 び 区 域 並 び に 期 間 を 指 定 し な け れ ば な ら な い 。
3 内 閣 総 理 大 臣 は 、 前 項 の 期 間 内 で あ つ て も 、 部 隊 等 の 出 動 の 必 要 が な く な つ た と 認 め る 場 合 に は 、 速 や か に 、 部 隊 等 の 撤 収 を 命 じ な け れ ば な ら な い 。